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都響のコンサート [クラシック]

 なにやら貯まった疲れが週末にどっと出たようで、日曜日は熱出してへたってました。

 土曜日は子供と二人で都響のコンサートに行ってきたのですが。

 コンサートは午後2時からで、6時過ぎには地元駅に帰り着き、夕飯作る気力がなくて(この時点で既に調子良くない)、駅近くのパスタ屋さんで夕飯にしました。パスタはとても美味しかったんですが、その時飲んだグラスワインがえらく良く効くんですよ、いつもより。

 おかしいなあ、と思いつつ帰宅して、何とかスズムシの面倒見てシャワー浴びて・・・ぼーっとしてたんですが、ふいと思いついて熱測ってみたら微熱が・・・どーりでくらくらするはずだと。

 日曜日夕方までおふとんさんとお友達になっていたらだいぶ回復しました。鼻も喉もお腹も問題なかったから風邪ではなかっただろうと思います。今日は何とか一日仕事してきましたし。

 ま、それはともかく都響のコンサート、良かったです。8月はどこのオケもあまりシリーズものの演奏会(定期演奏会など)はないんですが、今年の都響は珍しく8月にプロムナードコンサートが入りました。サントリーホールでの真夏の演奏会。指揮は佐渡裕さん。

 曲は、イベールの室内管弦楽のためのディベルティメント、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調とリムスキー・コルサコフのシェエラザード。シェエラザードは夏の演奏会の定番みたいな感があります。

 あ、忘れてた忘れてた。佐渡裕氏のリコーダー独奏で「タイガーマスクのテーマ」の演奏が、イベールとモーツァルトの間にありました(^^;

 イベールの曲、初めて聞きました。大変楽しく、面白くて、ちょっと疲れた時の息抜きなんかに聞くと良い感じです。子供が気に入ってしまって、コンサート後にHMVに寄ってCDを調達することになりました。買ったCDもNAXOSから出ている佐渡さんの指揮のものでした。

 イベールの曲は小編成で、演奏後、モーツァルトの曲との間に舞台上のいす、楽器、譜面台とピアノの移動の時間があったのですが、その間、佐渡さんが出てこられて、イベールの曲への思いと、子供の頃の音楽の思い出を語られました。イベールは、学校の部活で、少人数で演奏できる曲を探してご自身で見つけた曲で、何度も演奏した思い出深い曲だとのこと。とても楽しい曲なのにあまり演奏される機会がないので、機会あれば紹介しているそうです。

 で、さらに幼少のみぎり、小学生の頃にはクラス内でヒーローものの主題歌などを演奏して楽しんでいたそうで、それでソプラノリコーダーでの「タイガーマスク」のご披露がありました。途中で「タイガー」と一声あったりして、会場大受け。

 曲の間合いの、けっこう長い待ち時間を楽しませてくれた指揮者に感謝。クラシックのコンサートというとなにやらまじめくさっているようなイメージがありますが、あれなら子供も楽しくコンサートが聴けるというものです。

 長くなったので残り2曲についての感想は省略。気に入らなかったのではなく、大変良かったのだけど、いちいち書いているときりがないので。大変満足できたコンサートだった、ということだけは書いておきます。

 

 今、NHK教育の「サイエンス・ゼロ」で尾瀬のことをやっています。

 尾瀬は確かにすばらしいところで、見るべきものがたくさんありますが、正直、あまりたくさんの人が訪れるのはやめてほしいという感もあります。

 逆にせっかく行くのなら、夜行日帰りなんてのではなく、現地に長い時間滞在して、ビジターセンターなどで自然に関する知識も深めつつ、じっくりと自然を味わってほしいと思うのです。(尾瀬に限ったことではないですが)。


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