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久しぶりのサントリーホール [クラシック]

今月3回目のコンサートは、東京交響楽団の第543回定期演奏会です。


12月2日に「あほかーい」で行きそびれたので、11月19日の都響・インバルでのショスタコ交響曲11番以来のサントリーホール。なんかずいぶん久しぶりのような気がしました。

指揮は楽団常任指揮者の大友直人氏。
曲目は、
細川俊夫:スカイスケープ(空の風景)-新作
イベール:アルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲
シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 作品43 
の3曲。イベールの協奏曲では、アルト・サックスのソロに須川展也さん。

1曲目は・・・あえて論評は避けます。
2曲目。イベールらしい軽妙な曲。眠気がスキッと飛びました。でも聞いているうちに自然にリラックスできる感じ。ソロの須川さんが終始楽しそうに演奏していたのが印象的です。HMVのウェブサイトで調べてみたのですが、この曲の録音は見つかりませんでした。録音があったら買ってもいいかな、と思っていたのでちょっと残念。
3曲目のシベリウスは気の入ったいい演奏でした。指揮の大友さん、この曲は譜面なしです。大曲だし結構構成も複雑なので、特に必要なくても確認のために譜面を置いておきそうなものなんですが譜面なしです。何となく指揮者の意気込みを感じます。
イベールの軽妙さとは正反対の重厚な演奏を堪能できました。これでブラボー野郎があと0.5秒我慢してくれたら最高だったのですが・・・

今年はシベリウス没後50年ですが、各楽団の定期演奏会プログラムなどをみると、あまり取り上げられていないのが気になります。交響曲第5番、6番あたりをやってくれたらうれしいのですが。


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コメント 4

ゴーパ1号

とってもすてきなプログラムですね^^
近くだったら行っただろうなぁ。
舘野泉さんのCDがきっかけで北欧の作品にはまり
今に至ります。
ブラボゥ野郎…確かに(-"-;)
やはり「余韻」は大切です。
by ゴーパ1号 (2007-01-28 14:34) 

Forestscape

>ゴーパ1号さま
北欧の作品は透明感があるのに柔らかで温かな感じの曲が多くていいですよね。
ブラボー野郎と書いてしまいましたが、そういえば女性のブラボーって聞いたことないですね。
ともあれ、ほんとにあと0.5秒待ってくれればいいんですけどねえ。指揮者が手を下ろすまで待つ、というのは基本だと思うんですが。
あと、どんなにいい演奏だったとしても「ブラボー」にふさわしくない曲があるとも思います。上で書いた11月19日のショスタコの11番の時、曲は深刻に深刻に終わるのに、そのあとに「ブラボー」・・・おまえこの曲どういう曲かわかってんのか?と問いつめたくなりました。
by Forestscape (2007-01-29 00:12) 

春分

ブラボー野郎ね。百人一首の名人とかかもな。
by 春分 (2007-02-06 22:17) 

Forestscape

>春分さま
ほんとに、曲が終わるが早いか即座に拍手するのが通、とでも思ってるとしか・・・
by Forestscape (2007-02-07 02:39) 

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